糸の取り方

縫い糸を針に通すときに、「1本取り」「2本取り」という2つのやり方があります。

【1本取り】 
糸を1本(そのままの細さ)で縫い付ける場合

針に糸を通します
糸先に玉結びをします
縫い付けていくとこうなります

【2本取り】 
糸を2重にして2本で縫い付ける(丈夫に縫い付ける)場合

針に糸を通します
糸先を揃えます
糸端を2本一緒に玉結びをします
縫い付けていくとこうなります

コサージュ作りでは、糸の取り方の指定は特にしていません。ご用意された糸の細さによって取り方を決めてください。
★ミシン糸や細めの手縫い糸の場合・・・2本取り
★太めの手縫い糸の場合・・・1本取り
 をおすすめします!

玉結び

糸を針に通して縫い付ける前に、糸が生地から抜けないよう糸端に作る玉のことを「玉結び」と言います。縫い始める前には必ず行います。

針に糸を通します
糸端に針先を乗せます 2本取りの場合
針先の右側の糸を2回巻き付けます
巻き付けた糸を引っ張り、針と糸のすき間をなくしてから
引っ張った状態のまま巻き付けた糸を親指で押さえます
押さえたままで針を引き抜きます
最後まで引き抜くと玉結びができます
玉結びの横の余分な糸端を切って完了です!

玉止め

縫い終わった糸が抜けてしまわないように、縫い終わりの糸に作る玉のことを「玉止め」と言います。縫い終わりには必ず行います。

縫い終わりの糸の横に針先を置きます
針先に右側の糸を2回巻き付けます
糸を引っ張りすき間をなくしつつ縫い終わりの部分へ近づけます
引っ張った状態のまま巻き付けた糸を親指で押さえます
押さえたまま得d糸を引き抜きます
玉止めの横の余分な糸端を切って完了です!
玉止めを隠したい場合
縫い終わりの糸が出ている部分に針を刺して
針を引き抜きます
記事の中に玉止めが隠れてから糸を切って完了です!