みなさん、「一時保育」はご存じかと思います。入園するのではなく、その日・その時間だけ保育園へ預けるシステムです。

私は長女が3歳になる直前に、はじめて1日利用しました。

乳児期からちょっぴり成長が遅かった長女。

1歳になってもハイハイする気配がなく、やっとつかまって立てるようになったかと思えば、1歳半を過ぎてようやく歩き出したり。
なかなか言葉も出てこず、いつ喋ってくれるのかな…と思っていたら、2歳も終わりかけている頃でだったり。

その中でも一番心配していたのが、集団での行動でした。

2歳半の健診では、他の子たちがシール貼りをしている中、一人プレイルームを走り回り…他の子たちがおやつを食べ始めた頃、ようやくシール貼りをし出したり…。
児童館での親子サークルに参加したときには、みんなが紙芝居に真剣な中、一人ウロウロウロウロ…。

こんなので、保育園で集団生活なんて送れるのか…?

いやむしろ、保育園へ行かせていないからこんな感じなのか…?

私の仕事の事情や2人目出産などで、入園は年少さんから~と思っていたけど、もうちょっと早くから入れてあげた方がよかったのな…!?

なんてことを思っていました。

今ならわかります。

成 長 は 個 人 差 !

早くから保育園入れてるとか入れてないとか関係ないし、現在は「そういえばそんなことで悩んでたこともあったなぁ」というくらい心配の面影がありません。

結果的にはそうでしたが、いかんせん最初の子。
集団からはみ出る長女の姿に悩んでいました。

少し話が変わりますが、私の住む富山市では出産後、【第1子・第2子は1万円分、第3子以降は3万円分】の子育て応援券というものがもらえます。

予防接種やフッ素塗布、保育園の一時預かりやファミリーサポート、絵本の購入などに使うことができる券なのです。

3人目出産後には3万円分ももらえたので、「やった!これでロタウィルスの予防接種分(1回13,000円程を2回接種の超痛手出費)を出そう…!」と思っていたら、まさかのロタは対象外と言われて愕然としました。

本当に愕 然 と し ま し た。

よくよく見たらちゃんと応援券にも書いてあった…勝手に見落として勝手にショックを受けてました…。

~と、関係ない話をすみません、それは置いときまして。

この子育て応援券、3歳の誕生日を迎えるまでが有効期限なのですが、長女2歳11ヶ月のときに4,000円分の券が手元に残ってしまっていました。

有効期限が残りわずか1ヶ月ほど。

もったいなさすぎる…!

でも、今受ける任意の予防接種はないし、フッ素はチャレンジしに行ってみたけどさせてもらえなかったし…(泣きすぎて先生が断念)

と、そこで、集団からはみ出る長女の姿を思い出し、

一時保育

というワードが頭に浮かびました。

病院やスーパーなどに、近隣の保育園の一時保育案内がよく貼られているのを見ていたので、「この時間でこれくらいするのか…」と利用経験もないくせに時間と料金はちゃっかり頭に入っていました。

興味はあったけど収入もない身で利用するなんて…と一歩引いていましたが、無料で使えるならば話は別!

その頃というと、長男が生後4ヶ月。
私自身も2人育児にちょっぴり疲弊もしていたし、長女も体力を持て余している状態。

そうだ、これを機に集団生活させてみよう!

思い立ったらすぐ行動がモットーの私。
すぐに保育園へ電話して登録へ行きました。

(っていうかモットー以前に有効期限がやばいんだよ~)

そして、一時保育の当日。

初めての利用で私がドキドキしていましたが、玄関で一時保育担当の先生が出迎えてくれました。

この保育園は、一時保育の子も対象のクラスへ混ぜて(一時の先生と共に)保育してくれるスタイルでした。

先生に案内され、颯爽と2歳児クラスへ入っていく長女…私に見向きもせず。

あれっ…?

お母さんと離れたくなくて泣いちゃったりとか、そうじゃなくても行ってきます!的なタッチとかする場面では…?

えっ、完全無視…??

と、私がちょっぴり泣きそうになったりしながら、「まぁいいけどね!!泣かれても困るしね!!!」と強がり保育園を後に…。

一応前日には「明日保育園に行くよ!お友達と遊べるの楽しみだね~」と話はしましたが、わかっているのかわかっていないのかわからない反応…。
まぁ、長女からしてみたら「保育園って何?」ですよね。

もしかして、普段行く児童館と間違えていて、私がそばいいると思い込んでたりして。
いないのに気付いたときに、あれっ?ってなっちゃったりするかな?

なんて心配になりながらも、長男と2人の時間を過ごし…あっという間にお迎えの時間に。

私と離れた時間を過ごして、私の顔を見たとき、どんな反応をするのかな…?

なんてちょっと楽しみにしていたのですが、呼ばれて出てきた長女は

いつも通りという言葉がぴったりのフツーの顔

で出てきました。

えっ…約8時間ぶりの母だよ…?ケロッとしすぎじゃない??

とは思いましたが(笑)

先生に1日の様子を聞きましたが、
「給食はやっぱり慣れないのであまり食べられませんでしたが、楽しく遊んでおられましたよ~!」
という感じでした。

心配していた集団生活ですが、行ったら行ったでなんとかなるのかな…なんて思い、少し心は軽くなりました。

その後、縁があって以前の職場に復帰することが決まり、週1回の頻度でしたが継続して一時保育を利用することになりました。
それはそれでなかなか大変な日々で…(この内容は別に書きたいと思います)

そして約10ヶ月の一時保育を経て、翌年度の4月から年少さんで入園。

一時保育の時は担当の先生に預けていたので、私がクラスの教室に行くのはこの日が初めてでした。
初日に年少クラスへ連れて行くと、

「あっ!長女ちゃんだ!」
「ほんとだー!長女ちゃんがいるー!」

と、名前を呼びながら長女に近づいてくる数人の子どもたち。

一応今日から入園で初日なのに、クラスの子に歓迎してもらってる…!
集団生活できるのかな…馴染めるのかな…と心配していましたが、クラスの子たちのこの反応を見て「ちゃんとやれてたんだ、大丈夫だったんだ…!」と、一気に安心したと同時に、温かく迎えいれてもらっている長女の姿に感動を覚えました。

私の場合は、子育て応援券の期限がきっかけで利用を始めた一時保育でしたが、結果的には慣らし保育のような感覚で長女にとってはよい経験になったのかなと思っています。

そんな長女ももうすぐ卒園間近な現在。
先日担任の先生から、「お子さまには内緒で記入をお願いします」と一枚の紙を渡されました。

卒園文集に載せる原稿用紙でした。

名前の由来、生まれた時の体重や生まれた日のこと、卒園のメッセージ…など、子どもへのサプライズで親が記入するものでした。

その中に、「はじめて登園した日のこと」を書く欄がありまして、初日なのにクラスの子たちに歓迎されたあの場面を思い出しました。
あの感動した私の気持ちを、長女に伝えられるように書きたいと思っています。

でも私の中での「はじめての登園」は、あの完全無視された一時保育初日なんですけどね…。

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